アルプスの最高峰モンブラン。その美しさに感動した菓子店主が、昭和初期に創作したのがケーキの定番の一つモンブランである。目黒区自由が丘「モンブラン」が、元祖の味を伝えている。右の写真がそれ。 上に乗っているのは白雪のメレンゲ、そこに粉糖の雪が降りかかる。下の鮮やかな黄色のマロンペーストはゴツゴツの岩肌か。雪を食べ、岩肌を味わっていればカスタードクリームに到着し、甘露煮のクリに出会えることになる。
このモンブランの人気にあやかって、さまざまなバリエーションが売られている。味もよし、姿もよし。

千疋屋総本店、松戸六高台元祖モンブラン

 

万年雪と岩肌を食べれば山腹にはクリがある 

頂上から食べていると、山腹から何が出てくるかという興味を持たせる。すぐ底のスポンジ地に到達してしまうという安手な作りも多いが、モンブラン峰の懐には何かが埋まっているはずなのだ。それを掘り起こすのが、モンブラン狂いの楽しみなのである。
中身がクリというのが普通だが、果物の切片というのもある。松戸の六高台には、メレンゲをチョコレートでコーティングしたものが入っていて、何を掘り当てたかと興味を誘う。しかし、これは季節限定。
300円から400円というのも庶民的か。なかには千疋屋の800円もある。材料全部が外国産、フランス、イタリア産シャンテーニュ栗からペーストを作り、マロングラッセもイタリア産とか。やや小型でしっとりしている。 甘さを全体的に抑えたのが新松戸の本格派、もちろん、黄色いクリを乗せた甘いのも揃っている。
各地のモンブランのクリ探しも面白い。

グランドール
銀座コージコーナー

Follow me!