明るく楽しい中高年素人劇団

500を越す沼南公民館の大ホールが満員になった。沼南地区で旗揚げした「だいこん座」の5周年公演は、柏市との合併3周年も記念して、多彩なバラエティショー「青春謳歌 それぞれの道」と、お笑いを盛り込んだミュージカル風創作劇という「老婆の休日」で、まだ春浅い2月17日の午後をにぎやかにした。

「青春謳歌…」には、麗澤高校演劇部、市民劇団「あびこ舞台」、舞踊教室「一寿の会」、だいこん座も加わって、世相が描き出される。高校生は楽しんでいて明るい。それが客席に伝わる。大家族の娘未来と、共働き夫婦の娘静香との交流。静香の母が帰ってくる。娘の誕生日を忘れてはいない。娘心に灯がともる。締めくくりは逆井中の「逆井ばやし」。横笛と小太鼓に乗り、沼南地区2度目の公開だ。

だいこん座

沼南公民館でミュージカル「老婆の休日」に挑戦

だいこん座の座長・生島和恵さんは、「生島きもの文化学院」の、着付けの先生、院長である。着付けをドラマ仕立てにし、上海やオーストラリアで公演してきた。沼南町と柏市の合併前日には、同じ公民館で帯結びデモストレーションなども見せた。

そのだいこん座を初めて見たのは、手賀の在宅介護支援センター・アネシスの「水戸黄門」だった。続いて藤心近隣センターでも見た。そして今度はミュージカルと来た。

生島さんが、着付けに、わが人生の方向を確かめたのは福岡である。ご主人の転勤で、高知、神戸と遍歴するが大津が丘に落ち着いて生来の芝居好きが爆発した。

最初は、だれも相手にしてくれなかったというけれど、積年の根性が実って、協力出演の多彩さに驚く。「青春謳歌…」は、座長自らの筋運びだ。

「老婆の休日」は、副座長の河本隆彦さんが暖めていたという奇想天外な脚本から。オードリーとグレゴリーは「ローマの休日」の撮影50年後、日本で会う約束をする。オードリーは他界したが、グレゴリーは日本へやってくる。元気な老婆たちが生を楽しむ広場。神の温情で、天国から降りてきたオードリーと出会う。老婆たちと踊るふたり。これぞ素人ミュージカルの楽しさ!

Follow me!

前の記事

缶詰おでんにも憲章