10月2日の逆井、稲掛(稲架=はざ)が広がっている。

早くから刈り取った切り株からは青い芽が出て(手前)、穭{ひつじ)となり、穭田となっている。一茶の句に「何をあてに山田の穭 穂に出づる」。やがて枯れてしまう哀れさがある。

いま、この日暮三郎家では、急ピッチの脱穀を続けている。

田んぼは、回りより低い。高い周囲から水が流れ込み、ヒザ上10センチの湿田となっている。春には芹つみの人も見え、稲穂の中に、かわいい一本足の案山子も立つ。

屋敷の森にはふくろうがいた。奥さんのちえ子さんは、ふくろうおばさんと言われ親しまれた。
 

さまざまの事おもひ出す田んぼかな

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